給湯器業者の選び方は?悪徳業者の見分け方やトラブル防止策を紹介

給湯器の調子が悪くなったときに悩むのが、どの業者に依頼すればよいかという点です。信頼できる業者を選ばなければ、工事の質や料金、アフターサービスでトラブルが起きる可能性があります。本記事では、給湯器交換業者を選ぶ際に注目すべきポイントを紹介します。
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給湯器の交換業者の選び方
給湯器の交換業者の選び方は、以下の通りです。
- 資格や許可証の提示があるか
- 工事実績や取扱メーカーの種類
- 見積もりの内容が明確か
- 保証内容とアフターフォローの内容
- 口コミサイトやSNSの評判
1つずつ見ていきましょう。
資格や許可証の提示があるか
正規の工事には専門資格が必要です。資格や許可証をきちんと提示できる業者は法令を守った施工を行ってくれます。事前に資格の有無や登録番号などを確認しましょう。
工事実績や取扱メーカーの種類
豊富な施工実績と幅広いメーカーに対応している業者は、柔軟で的確な提案が可能です。公式サイトで実例や取り扱い機種をチェックすれば、信頼性の判断材料になります。
見積もりの内容が明確か
良心的な業者は、作業内容・機器・工事費を明細で提示します。総額のみの記載や「一式」と表記されている場合は要注意です。必ず内訳を確認しましょう。質問に対して、快く答えてくれる業者を選ぶことも大切です。
保証内容とアフターフォローの内容
施工後の不具合に備えて、保証期間や対応内容を事前に確認してください。アフターサービスが整っている業者なら、万が一の際も安心です。
口コミサイトやSNSの評判
利用者の声を確認すると、業者の対応や信頼度が見えてきます。サクラに騙されないためにも、複数の口コミを比較して評価のバランスを見ることも大切です。
悪徳業者によくある手口と見分け方
悪徳業者に多い手口と見分け方は、以下の通りです。
- 相場より極端に安い料金表示で誘導する
- 工事後に追加料金を請求してくる
- 契約を急がせて冷静な判断をさせない
- ホームページや会社概要に不明点が多い
それぞれの内容を解説します。
相場より極端に安い料金表示で誘導する
安さだけを強調する業者は要注意です。実際は追加費用が発生し、最終的に割高になるケースもあります。見積もりの総額と内訳を、慎重に確認しましょう。
工事後に追加料金を請求してくる
契約後に「想定外の作業が必要」と言って高額な費用を請求する手口があります。契約前には、追加料金が発生する可能性について明確に聞いておきましょう。
契約を急がせて冷静な判断をさせない
「今日中に申し込めば割引になる」「すぐ決めてくれたら工事を早められる」などの言葉で、契約を急がせてくる業者には要注意です。検討時間を与えず、焦らせて冷静な判断をさせない手口は、悪質業者がよく使う典型的な手法の1つなので気を付けましょう。
ホームページや会社概要に不明点が多い
会社の所在地や代表者名、固定電話の有無など、基本情報が明記されていない業者は信頼性に欠けます。特に住所が曖昧だったり、連絡先が携帯番号だけだったりする場合は注意が必要です。安心して依頼するためにも、事前に企業概要や会社情報を丁寧にチェックしておきましょう。
トラブルを防ぐためにやっておきたいこと
トラブルを防ぐためにやるべきことは、以下の通りです。
- 曖昧な説明はすぐに質問する
- 書面で契約内容を残す
- 工事当日は立ち会う
詳しく解説します。
曖昧な説明はすぐに質問する
工事内容や見積もりの説明が不明瞭なまま契約を進めてしまうと、トラブルの元になります。少しでも疑問がある場合はその場で必ず質問し、納得いくまで説明を求めましょう。
書面で契約内容を残す
見積もりや契約の内容は、必ず書面で受け取り、自宅で保管しておきましょう。口頭だけのやり取りでは、トラブルが発生した際に証拠が残らず、言った・言わないの水掛け論になってしまいます。重要な書類が全て揃っているかを確認し、書面の控えは大切に保管してください。
工事当日は立ち会う
できる限り交換工事の当日は自宅にいて、作業の進行状況を確認しましょう。その場にいることで、業者からの説明を直接受けたり、不明点をその場で質問したりできます。
給湯器の交換は信頼できる業者に依頼しよう
給湯器の交換工事は、見えない部分の作業も多いため、信頼できる業者に依頼することが何よりも大切です。資格や実績、見積もりの明確さ、アフターサポートまで丁寧に確認し、悪徳業者に引っかからないよう注意しましょう。